- トップページ
- >
- ビタミン
ビタミン
- 2022/05/03
<栄養と代謝>
3.ビタミン、無機質(ミネラル)、水
(1)ビタミン
ビタミンは、食物中に微量に存在する有機物で、エネルギー源にはなりませんが、物質代謝の過程で触媒として作用し、身体の正常な機能を維持するために欠かせません。ビタミンは、酵素やホルモンと同じく、ごく少量で有効に作用しますが、酵素やホルモンと異なり体内で合成されませんので、不足しますと様々な症状(欠乏症)が現れます。ビタミンには、水溶性(B、C)のものと脂溶性(A、D、E、K)のものがあり、水溶性のビタミンは摂取しても身体に蓄積されませんので、常時一定量摂ることが必要となります。逆に脂溶性のビタミンは、体内の脂肪組織に蓄積されやすく、取り過ぎますと様々な障害を起こします。