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熱中症
- 2022/08/12
<体温>
3.体温調節の仕組み
(2)体温調節の障害
注1:熱中症
高温に長時間さらされたり、暑い環境で運動をした際などに産熱と放熱のバランスが異常になって生じる障害を総称して熱中症と言います。熱痙攣(手足の痙攣、筋肉痛など)、熱疲労(倦怠感、嘔吐など)、熱射病(意識障害など)の順に重くなります。熱射病では、体温調節中枢が障害され、発汗や皮膚血管の拡張も見られなくなり、体温が40℃以上に上昇します。解熱剤は効かないので(体温調節中枢障害のため)、冷たい水で身体を拭いて風を送るなどして体温を下げるか、意識障害が長引く例では死亡することも多いです。