- トップページ
- >
- 水とNa⁺、Cl⁻の尿細管における再吸収①
水とNa⁺、Cl⁻の尿細管における再吸収①
- 2022/09/11
<排泄>
1.腎臓の構造と働き
(4)尿細管における再吸収と分泌
①水とNa⁺、Cl⁻の尿細管における再吸収
糸球体で血漿から濾過された濾液の量は1日に150リットルにも及びますが、尿細管を流れる間に濾液の水分の約99%は再吸収されて血液中に回収されます。残る約1%の水分約1.5リットルが尿として排泄されます。水の再吸収は次のように行われます。先ず濾液中のNa⁺が能動的に尿細管に再吸収され、次いでCl⁻も電気的勾配に沿って再吸収され、その結果、これに伴う浸透圧変化によって水が受動的に再吸収されます。