腰痛の悩みに仙台市青葉区のカイロプラクティック真心堂療術院｜膀胱内圧容積曲線

＜排泄＞

４．畜尿と排尿

（５）膀胱内圧容積曲線

膀胱内圧を測定することにより、畜尿や排尿機能を調べることができます。膀胱に尿道から細い管（カテーテル）を挿入して、膀胱内圧を測りながら膀胱に水をゆっくり挿入していきますと、膀胱内圧容積曲線が得られます。膀胱内圧容積がある量に達するまでは、容積が増加しても内圧はほとんど変化しませんが、容積が300～400ｍｌ付近になりますと排尿筋が収縮し始め、排尿をしようとしますと排尿筋の強い収縮が起こって内圧が急激に上昇して排尿が起こります。外尿道括約筋の活動は、膀胱内容容積の増加に伴って増大し、排尿直前に最大となります。排尿の始まりと同時に括約筋の活動は消失し、尿道は弛緩します。