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排尿の障害
- 2022/10/27
<排泄>
4.畜尿と排尿
(8)排尿の障害
膀胱炎などにより膀胱壁が過敏になりますと、尿がわずかに貯まっても尿意を感じます。脊髄損傷や脳障害、また乳幼児など、大脳による排尿を抑制する調節が働かない場合、ある程度尿が貯まりますと自然に尿が漏れてしまいます。これを尿失禁と言います。また、骨盤神経の損傷や、前立腺肥大による尿道の圧迫などでは、尿が膀胱に貯まっていても出にくい排尿困難と呼ばれる症状を呈します。排尿困難のうち尿が出ない症状を尿閉と言います。