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ホルモンの作用機序
- 2022/11/08
<内分泌>
1.ホルモンの一般的特徴
(3)ホルモンの作用機序
血液中に分泌されたホルモンが微量で、かつ標的細胞にのみ作用を及ぼしますのは、標的細胞がそのホルモンに対して特異的に反応する受容体を持つためです。ホルモンの受容体は、細胞膜にある場合と細胞内にある場合とがあります。ペプチドホルモンとカテコールアミン(水溶性ホルモン)は細胞膜上の受容体に作用して、細胞内でセカンドメッセンジャーを介して生理作用を発現します。ステロイドホルモンと甲状腺ホルモン(脂溶性ホルモン)は細胞膜を透過して細胞内にある受容体と結合し、核内に入ってDNAに作用し、mRNAを介して特定のタンパク質の合成を促して、生理作用を発現します。