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反射検査の方法と注意事項
- 2022/12/21
<神経系の診察>
2.反射検査
(2)反射検査の方法と注意事項
①患者は楽な姿勢で、完全に力を抜いた状態にして検査をします。
②打診槌(ハンマー)は、頭の部分が軟らかいゴムでできたバランスの良いものを使用します。
③深部反射の検査では、手首のスナップを効かせて、弾力的に、しっかりした適度の刺激を与えるようにハーンまーで叩打します。上腕二頭筋反射などでは、検査の母指で腱を押さえ、その上から叩打するように工夫します。
④反射は左右の対応の部位で比較しながら実施し、左右の反射の差異を調べます。
⑤同側でも、上肢と下肢など部位別の比較も行います。