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運動麻痺①
- 2023/04/20
<運動機能検査>
1.運動麻痺
筋肉の随意運動を司る上位運動ニューロン(錐体路系)は、大脳皮質運動領の神経細胞から始まり、内包、大脳脚、橋底部を通って延髄錐体に達します。大部分の線維はここで交叉し、一部はさらに同側の頸髄前索を下って順次交差します。そして対側の脊髄前角に至ります。錐体路の一部は脳幹内でも交叉し、対側の脳神経核に至ります。なお、第Ⅶ脳神経(顔面下半)以外の運動性脳神経核は両側性の大脳皮質の支配を受けています。
この続きは、次回掲載します。