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運動麻痺③
- 2023/04/24
<運動機能検査>
1.運動麻痺
運動機能を司るいずれかの部位で異常がありますと運動障害が発症します。随意運動が障害された状態を麻痺と呼びます。運動麻痺を診断するには、屈伸などの随意運動が可能かどうか、各筋の筋力の検査を行います。また、麻痺の結果、特有な肢位(位置)異常が見られることがあります。例えば、尺骨神経、正中神経、橈骨神経の麻痺の際には独特な手の形になります。さらに腱反射や病的反射を検査します。これらにより、運動麻痺を生ずる原因になった障害部位を確認します。