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胸郭出口症候群の検査法
- 2023/08/18
<運動機能検査>
9.徒手による整形外科学的検査法
(2)頸部・胸部の検査
②胸郭出口症候群の検査法
モーレイテストは、前斜角筋部を圧迫し、神経を圧迫することによって疼痛の誘発を調べます。また、頸部を軽く後屈、患側へ回旋し、深呼吸をさせ斜角筋緊張肢位を取らせるアドソンテスト、上肢を後下方に引き下げて肋鎖間隙を狭くするエデンテスト、上肢を過外転させて小胸筋を緊張させたり肋鎖間隙を狭くするライトテスト、では、症状の再現及び橈骨動脈の微弱化を調べます。ただし、アドソンテストやライトテストでは、健常者でもかなり高率に陽性所見が見られますので注意します。