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救急時の診察①
- 2023/09/23
<その他の診察>
1.救急時の診察
救急時の診察で最も重要なのは、生命徴候(バイタルサイン)の確認です。ことに、意識状態、自発呼吸、心拍動、血圧、体温に注意します。救急性を有する疾患としては、心筋梗塞など心臓循環器疾患、脳血管障害、アレルギー疾患、急性腹症、外傷、熱傷、溺水など多岐にわたります。これらは、全く予期できない時間、場所で発症することも少なくありません。呼吸停止、心停止、ショック状態に陥っていることもあります。従って、このような状態の患者を診察する場合は、救急処置を行いつつ、個々の疾患を診断し、且、しかるべき医療施設へ搬送することが必要となります。骨折の場合は、副子固定をして搬送します。
この続きは、次回掲載します。