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過分極
- 2023/09/24
<神経>
3.神経線維の興奮と伝導
(2)活動電位
③過分極
再分極相では、一般に緩徐な電位変動(後電位)が見られます。膜電位が静止電位より陰性方向に変化することを過分極と言います。活動電位の持続時間はニューロンの場合ミリ秒の単位です。活動電位発生中に流入したNa⁺と流出したK⁺は、その後ナトリウムポンプによってゆっくりと元の状態に戻されます。閾値以上の興奮を起こす刺激であれば、刺激強度の大小に無関係に一定の形と大きさの活動電位を発生します。活動電位のような性質を全か無の法則と言います。