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ビリルビン
- 2023/10/31
<臨床検査法>
1.一般検査
(1)尿検査の概要
⑦ビリルビン
ビリルビンは、老朽化した赤血球のヘモグロビンが化学的に変化してできます。肝臓で代謝を受け、胆管から小腸に入ります。多くは尿中に排泄されますが、一部は腸で吸収されて血中に入ります。血流中のビリルビン濃度が高いと尿中にも排泄されます。肝炎、肝硬変などの肝細胞障害、あるいは胆石症、胆嚢炎などの胆道閉塞症で血中の抱合型ビリルビンが増加した黄疸患者では、血中にビリルビンが検出されます。