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反復刺激後増強
- 2023/11/16
<神経>
4.興奮の伝達
(2)中枢神経系のシナプス伝達
⑦シナプス伝達の可塑性
イ.反復刺激後増強
シナプス前ニューロンを連続刺激しますと、その後しばらくの間、通常の刺激に対してシナプス後ニューロンに大きな反応が起こります。例えば、骨格筋の筋紡錘からの求心性入力は脊髄のα運動ニューロンに単シナプス的に連絡しており、この求心性線維を400~600Hzで数秒間刺激しますと、その後、数分間α運動ニューロンへの興奮性シナプス伝達機能が高まります。これを反復刺激(テタヌス)後増強(PTP)と言います。