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総蛋白、アルブミン、蛋白分画、A/G比②
- 2023/12/31
<臨床検査法>
2.血液生化学検査
(1)血液生化学検査の概要
①総蛋白、アルブミン、蛋白分画、A/G比
急性の肝障害、肝硬変、栄養不良状態、消化吸収不全、ネフローゼ症候群などでは、アルブミン、血清総蛋白は減少します。アルブミンが2.5g/dl以下になりますと膠質浸透圧が低下し、浮腫、腹水の原因になります。慢性肝炎、肝硬変、膠原病、多発性骨髄腫などではγ-グロブリンが増加します。