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コレステロール①
- 2024/01/06
<臨床検査法>
2.血液生化学検査
(1)血液生化学検査の概要
④コレステロール
脂質異常の検査として重要です。従来は総コレステロールが測定されてきましたが、現在はHDL-コレステロールとLDL-コレステロールが個別に測定できるようになり、2008年度から開始されました特定健診では総コレステロールは測定されなくなりました。血清総コレステロール値は、食事やストレスなどの影響を受けやすく、年齢・性によっても異なります。基準値は150~220mg/dlです。脂質異常症、糖尿病、甲状腺機能低下症、腎炎などで高値となります。飢餓、重症肝疾患、甲状腺機能亢進症などで低値となります。
この続きは、次回掲載します。