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ビリルビン
- 2024/01/18
<臨床検査法>
2.血液生化学検査
(1)血液生化学検査の概要
⑨ビリルビン
赤血球に含まれるヘモグロビンが分解して作られ(間接ビリルビン)、肝臓でグルグロン酸による抱合を受け(抱合型または直接ビリルビン)、胆管を経て排泄されます。健常者では、間接型と直接型の両者を含む総ビリルビンが0.2~1.0mg/dlで、直接ビリルビンは0~0.3mg/dlで、間接ビリルビンは0.1~0.8mg/dlです。肝炎などによる肝細胞障害、閉塞性黄疸では総ビリルビンが高値で、直接ビリルビンが有意に上昇します。溶血性黄疸では関接ビリルビンが高値となります。