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アルカリホスファターゼ(ALP)
- 2024/01/22
<臨床検査法>
2.血液生化学検査
(1)血液生化学検査の概要
⑪アルカリホスファターゼ(ALP)
様々の化合物の有機リン酸エステルから無機リンを遊離させる酵素で、骨、肝臓、腸、腎臓、胆管などに広く分布し、胆汁から排泄されます。基準値は86~252IU/lです。小児では高値です。閉塞性黄疸で高値を取るほか、骨の悪性腫瘍でも高値となります。肝臓と骨のアルカリホスファターゼ(ALP)の区別は、アイソザイムを検索すると可能です。