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脳波検査
- 2024/02/12
<臨床検査法>
3.生理学的検査及び画像診断の概要
(3)脳波検査
頭皮上に現れる微弱な電位を、2つの電極の間の電位差として増幅記録するものです。覚醒・睡眠など生理的な機能の評価とともに、意識障害・てんかん・脳腫瘍・脳外傷などの診断に有力です。臨床的脳死の判定基準として、脳波が平坦となり、かつ第1回の判定から6時間経過しても平たん脳波であることが挙げられています。なお、脳死と判定するには、①深昏睡、②瞳孔が固定し左右とも直径4mm以上、③脳幹反射消失、④平坦脳波の全てが満されたものとされています。