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コンピュータ断層撮影(CТ)
- 2024/02/24
<臨床検査法>
3.生理学的検査及び画像診断の概要
(8)コンピュータ断層撮影(CТ)
X線CТは、X線を曝射しながらX線管球とX線検出器を平行移動と回転、または回転のみを行わせ、目的とする断層面について多方向からの透過X線強度分布をコンピュータで処理するものです。CТは、従来のX線撮影では不可能でありました軟部組織相互間の差異を描出可能であり、種々疾患の診断に有用です。例えば、脳におきましては、脳の白質と灰白質との区別、浮腫、出血、腫瘍などが判読されます。