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消化管における壁内神経叢①
- 2024/06/30
<内臓の自律神経性調節>
1.自律神経系の特徴
(7)消化管における壁内神経叢
消化管の運動は、消化管を支配する交感神経及び副交感神経を切断した後でも維持されます。これは、消化管壁内に網目状に分布する壁内神経叢(腸神経系)と呼ばれる多数のニューロンからなる神経回路の働きによって、長い消化管の運動が局所性に調節されているからです。壁内神経叢には、平滑筋層の間に存在するアウエルバッハ神経叢と、その内側にありますマイスネル神経叢とがあります。
この続きは、次回掲載します。