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神経伝達物質の合成と分解①
- 2024/07/08
<内臓の自律神経性調節>
2.自律神経系の神経伝達物質と受容体
(1)神経伝達物質
①神経伝達物質の合成と分解
アセチルコリン(ACh)は神経終末においてアセチルコリン合成酵素(コリンアセチルトランスファーぜ、CТAあるいはChAT)によりコリンとアセチルーCоAから合成されます。神経終末から放出されたアセチルコリンは、効果器細胞のシナプス後膜にあります受容体に作用して効果器細胞の機能を発揮させます。放出されたアセチルコリンはアセチルコリン分解酵素(アセチルコリンエストラーゼ、AChE)により速やかにコリンと酢酸に分解されます。コリンは神経終末に取り込まれてアセチルコリンの合成に再利用されます。
この続きは、次回掲載します。