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動悸(病態生理)
- 2024/07/23
<おもな症状の診察法>
11.動悸
(2)病態生理
心臓は、洞結節で発生した電気的刺激が房室結節、ヒス束、プルキンエ線維を経てから心房壁の筋肉に伝わり、心筋が収縮して拍動します。心拍動のリズムは自律神経によって調節され、交感神経が興奮しますと心拍数は亢進し、副交感神経が興奮しますと抑制されます。心拍動の調節に異常があれば、動悸を感じます。種々の心疾患、甲状腺機能亢進症、電解質異常、薬物中毒などで心拍動に変化が起きます。