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大脳辺縁系
- 2024/08/19
<内臓の自律神経性調節>
3.自律神経系の中枢
(4)大脳辺縁系
大脳辺縁系は、視床下部との密接なつながりの下に、本能行動や情動行動の発現とそれらに伴う種々の自律性反応の統合に重要な役割を果たしています。例えば、大脳辺縁系のある部位を刺激しますと、摂食行動に伴って血圧上昇、腸の運動と血流の増大、骨格筋血流の減少が起こります。このような事実から、大脳辺縁系は視床下部レベルで統合されています種々の自律機能と本能行動や情動行動と協調させる場であると考えられています。