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大脳皮質連合野と自律神経機能
- 2024/08/21
<内臓の自律神経性調節>
3.自律神経系の中枢
(5)大脳皮質連合野と自律神経機能
大脳皮質の連合野が働くことによって、感覚情報を認識したり、運動の計画を立てたり、思考をしたりすることができます。一般に、自律神経の支配を受ける自律機能は意識的随意的な制御を受けないと言われてきました。しかし、連合野と大脳辺縁系とは神経回路で連絡がありますので、連合野・大脳辺縁系・視床下部・脳幹という順に神経回路が働いて自律機能が調節されます。ある行動によって自律神経機能が反応する際に、連合野を働かせて反応を調節できる現象があります。この現象を応用して自律機能を調節することをバイオフィードバック調節といいます。