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上脊髄反射
- 2024/09/08
<内臓の自律神経性調節>
4.自律神経反射
(2)体性-内臓(自律神経)反射
②上脊髄反射
手足への刺激の場合、手足からの体性求心性神経が入力します頸髄や下部腰髄には自律神経前節ニューロンが存在せず、従って、脊髄分節性の反射は起こりにくいです。手足の刺激による求心性入力は、上行して脳幹で統合されて自律神経を介して全身性の内臓反射を起こすことが多いです。脊髄反射や上脊髄反射は中枢神経系の上位水準からの影響を受けます。体性-内臓反射が誘発される場合に、反射の性質は効果器によって異なります。