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循環系に起こる反射②
- 2024/09/22
<内臓の自律神経性調節>
4.自律神経反射
(2)体性-内蔵(自律神経)反射
③各器官における体性-内臓反射
ハ.循環系に起こる反射
b.皮膚の機械的受容器を刺激して場合にも、交感神経活動の反射性変化を介して心拍数と血圧が変化します。麻酔動物を用いた実験によりますと、麻酔により心臓支配の迷走神経の活動が強く抑制された状態が作られてしまいますので、侵害刺激は交感神経活動を高める結果、心拍数を増加させます。人間では鍼刺激で心拍数が低下する反射性反応が起こります。この時に心臓支配の迷走神経の活動が強く亢進し、交感神経の活動は軽度ながら抑えられていると考えられます。