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交感神経-副腎髄質系②
- 2024/10/04
<内臓の自律神経性調節>
4.自律神経反射
(2)体性-内臓(自律神経)反射
③各器官における体性-内臓反射
ホ.内分泌系に起こる反射
ブラシで皮膚をこする非侵害性刺激を加えますと、頸部、胸部下部、腹部、大腿部のいずれの部位の刺激でも副腎交感神経活動が刺激中減少します。この反応は、侵害性刺激の場合と全く逆の反応です。さらに、副腎髄質からのアドレナリンとノルアドレナリン(カテコールアミン)の分泌量を調べますと、副腎交感神経活動の変化と同様に侵害性刺激により分泌が増加し、非侵害性刺激により分泌が減少します。
この続きは、次回掲載します。