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月経異常(分類及び原因疾患)
- 2024/10/11
<おもな症状の診察法>
16.月経異常
(3)分類及び原因疾患
月経異常には、月経の開始と終始の異常、過多月経、月経困難症があります。月経の開始と停止の異常には、思春期早発症、原発性無月経、早発閉経などがありますが、内分泌疾患や精神的ストレスが原因になります続発性無月経も多く見られます。過多月経は月経量が多い状態で、子宮筋腫が原因として最も多いです。子宮筋腫は40歳代に発症しやすく、鉄欠乏性貧血を起こします。月経困難症は、月経の周期と連動して下腹部痛や腰痛などを訴えるもので、子宮筋腫、子宮内膜症、機能性月経困難症などが原因になります。