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内臓-体性(運動)反射
- 2024/10/15
<内臓の自律神経性調節>
4.自律神経反射
(3)内臓-体性(運動)反射
内臓からの求心性情報は、中枢神経系を介して反射性に体性運動神経の活動を変化させ、骨格筋の収縮性を変化させます。肺の伸展受容器や血管の化学受容器からの情報によって呼吸器の活動が調節される呼吸反射(へーリング-ブロイエルの反射、化学受容器反射)、排尿反射の際に膀胱の伸展受容器からの情報によって外尿道括約筋の活動が調節される反射などがあります。また、内臓の病変で激しい腹痛が起こった時、腹筋が緊張することがあります(筋性防御)が、この現象の一部も内臓-体性(運動)反射に該当します。