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興奮収縮連関③
- 2024/11/12
<筋>
2.筋の収縮の仕組み
(1)興奮収縮連関
筋細胞膜の一部(神経筋接合部)に活動電位が発生しますと、活動電位は横行小管を介して直ちに細胞の内部に伝わり、筋小胞体の終末槽からCa²⁺を細胞内の筋原線維の周囲に放出されます。細胞内に放出されたCa²⁺は、アクチンフィラメントとミオシンフィラメントの結合を可能とし、その結果、筋収縮が起こります。活動電位終了後、Ca²⁺は筋小胞体にエネルギーを使って取り込まれ、筋は弛緩します。