- トップページ
- >
- 単収縮と強縮①
単収縮と強縮①
- 2024/11/18
<筋>
2.筋の収縮の仕組み
(3)単収縮と強縮
筋に活動電位が1回発生しますと、その約10ミリ秒後に筋は1回だけ収縮し、直ちに弛緩します。このような1回の収縮を単収縮と言います。筋の収縮自体には不応期はありませんので、単収縮の途中で次の活動電位が生じますと、筋の収縮高は加算されて大きくなります。この現象を収縮の加重と言い、荷重の結果生じた持続的な収縮を強縮と言います。刺激頻度が低い時には、個々の刺激に対応して収縮高が変動します。これを不完全強縮と言います。
この続きは、次回掲載します。